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マスター方程式 マスターほうていしきmaster equation

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

マスター方程式
マスターほうていしき
master equation

統計力学の対象となる物理的な系のとりうるいろいろな状態の集り,たとえば n個の磁気モーメントの系がとる全磁化の値の集りを表わす変数が内部の相互作用などを通じて変化するとき,その確率分布が一定の条件のもとでマルコフ過程として記述される場合,この基礎方程式をマスター方程式またはパウリ方程式という。

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法則の辞典の解説

マスター方程式【master equation】

原子核物理学において,あるエネルギー準位の占有数の変化率を決定するための方程式.問題のエネルギー準位に対して,他のエネルギー状態から遷移してくる確率と,逆に他のエネルギー状態へと遷移する確率との差として表現される.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

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