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マトグロッソドスル州 マトグロッソドスルMato Grosso do Sul

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

マトグロッソドスル〔州〕
マトグロッソドスル
Mato Grosso do Sul

ブラジル南西部の州。州都カンポグランデ。 1979年,それまでのマトグロッソ州の南部をもって新設された。ラプラタ川水系の上流域を占める州で,西から南にかけてボリビア,パラグアイと国境を接する。東のパラナ川流域,西のパラグアイ川流域に2分され,マラカジュ山脈がその分水嶺をなす。ブラジル高原の西縁部にあたる東部は林地性のサバナにおおわれた丘陵地帯から成るが,西部にはパラグアイ川左岸の氾濫原でパンタナルと呼ばれる広大な低湿地帯が広がる。主産業は農業で,テラロッシャ (ポルトガル語で「赤い土地」の意) その他の肥沃な土壌に恵まれ,コーヒー,イネ,ワタ,サトウキビ,トウモロコシなどが栽培される。パンタナルは夏の雨季 (10月~4月) には広範囲にわたって冠水するが,乾季にはすぐれた放牧地となり,牧牛も重要な産業となっている。また西部国境沿い,コルンバの南方には大規模なマンガン鉱床と鉄鉱床があり,採掘されている。サンパウロからボリビアのサンタクルス方面へ通じる幹線鉄道が州都を経て州中央部を横断し,道路網も州都を中心に比較的よく発達している。面積 35万 7472km2人口 177万 8494 (1991推計) 。

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