マルバアサガオ(読み)マルバアサガオ(その他表記)Ipomoea purpurea(Pharbitis purpurea); common morning glory

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マルバアサガオ」の意味・わかりやすい解説

マルバアサガオ(円葉朝顔)
マルバアサガオ
Ipomoea purpurea(Pharbitis purpurea); common morning glory

ヒルガオ科の一年草で,熱帯アメリカ原産。観賞用に植えられ,栽培品種が多く,花色や葉の色・形に変化が多い。全体はアサガオに似たつる植物で,茎は左巻きで毛がある。葉は長い柄があり,長さ 10cmほどの卵形で基部は心形をなし,軟毛がある。7~8月に,葉腋に花柄を出し,1~5個の紫色系の花をつける。萼は5裂し,外側に短毛がある。この萼片の幅の広いことが,アサガオと大きく異なる点である。花冠は漏斗状で径6~7cmあり,白,桃,赤などのほか八重咲きのものもある。 蒴果は3室で各室に2個の種子を含む。ヨーロッパでは普通に栽培され,日本でもセイヨウアサガオの名で植えられることがある。

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世界大百科事典(旧版)内のマルバアサガオの言及

【アサガオ(朝顔)】より

…アサガオ属も亜熱帯,熱帯に分布しているが,サツマイモ属Ipomoeaとごく近縁で,同一属とされることもある。 アサガオ属Pharbitisにはアサガオのほかに,アメリカアサガオP.hederacea Chois.,ノアサガオP.congesta Roth,マルバアサガオP.purpurea Voigtなどがある。アサガオの原産地は南中国からヒマラヤ,ネパールの山麓地帯か,あるいはボルネオ,セレベスなど東南アジア地域と推定されている。…

※「マルバアサガオ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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