マルバグミ

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

マルバグミ
まるばぐみ
[学]Elaeagnus macrophylla Thunb.

グミ科の常緑低木。オオバグミともいう。枝は長く伸び、小枝は太くて稜角(りょうかく)があり、銀色または淡褐色。葉は長い柄があって卵円形、先は短くとがり、しなやかな革質、表面は深緑色で光沢があり、裏面は銀色の鱗状毛(りんじょうもう)に覆われる。10~11月、葉腋(ようえき)に少数の花が集まって開く。萼筒(がくとう)は広鐘形で明らかな四稜形をなし、外面は銀色、基部は急に狭まって子房に移る。萼裂片は広卵形で先はとがり、筒部よりすこし短い。花糸は萼筒の口について内へ傾き、葯(やく)は萼筒内にある。果実は細い柄で垂れ下がり、長楕円(ちょうだえん)形で大きく、4~5月ころに赤く熟す。沿海地に多く生え、関東地方以西の本州から九州に分布する。[籾山泰一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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