2003年に登録された世界遺産(文化遺産)。2013年に「南部小ポーランドの木造教会群」から名称変更になった。ポーランド南部のビナロワやデブノ、ムロワナ、ブリズネ、ハチュワ、センコワなど6つの町村に残る、主に15~16世紀に建造された9つの木造教会群。これらは、丸太を巧みに使った工法もさることながら、内部の装飾も貴重な遺産となっており、木造ゴシック様式の優れた事例。人類の歴史上、重要な時代を例証するものとして、世界遺産に登録された。◇英名はWooden Churches of Southern Małopolska