ミカヅキゼニゴケ(その他表記)Lunularia cruciata (L.) Dum.

改訂新版 世界大百科事典 「ミカヅキゼニゴケ」の意味・わかりやすい解説

ミカヅキゼニゴケ
Lunularia cruciata (L.) Dum.

ミカヅキゼニゴケ科の1属1種の苔類。世界に広く分布するが,日本では山地に見いだされず,人家の周辺の土上や石垣上に群生する。近年都会を中心に急速に分布を広げ,コケ植物には珍しい帰化植物的な生態を示す。植物体は葉状で長さ1.5~2cm,幅5~8mm,革質緑色,ややつやがある。葉状体の先端近くに三日月形のくぼんだ無性芽器を生じ,その中に多数の扁平なつづみ形の無性芽ができる。雌雄異株であるが,日本では雌株は未発見で,もっぱら無性芽によって繁殖しているものと思われる。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 北川

二十四節気の一つで,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) として四季の中央におかれた中気。元来,春分は太陰太陽暦の2月中 (2月後半) のことで,太陽の黄経が0°に達した日 (太陽暦の3月 2...

春分の用語解説を読む