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メイク・ア・ウィッシュ

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

メイク・ア・ウィッシュ

18歳未満の難病の子のをかなえるのを手伝う活動。1980年に米国で生まれた。日本支部は92年12月にできた。子どもに生きていくエネルギーを得てもらうことが活動の目標企業寄付ボランティアによって運営され、これまで、1640人以上の子どもの夢のサポートをした。

(2011-02-02 朝日新聞 夕刊 2社会)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」朝日新聞掲載「キーワード」について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

メイク・ア・ウィッシュ
めいくあうぃっしゅ
Make-A-Wish Foundation

(がん)、白血病、骨肉腫(こつにくしゅ)など難病にかかった子供たち(3歳~18歳未満)の夢をかなえることの支援活動に取り組む国際的な非営利ボランティア団体。1980年設立。メイク・ア・ウィッシュは英語で「願い事をする」という意味で、同団体は2010年までに世界で24万人以上の子供の夢をかなえる手伝いをした。活動資金は個人や企業からの寄付金とイベント収益金でまかなわれており、宗教団体や政治組織からは独立した活動をしている。子供たちが家族と協力しながら夢をかなえようと努力することで、生きる力をもってもらおうというねらいがある。アメリカのアリゾナ州フェニックスにインターナショナル本部があり、アメリカ以外にも世界36か国(2010)に拠点をもつ。日本支部は1992年(平成4)の設立。
 アメリカのアリゾナ州に住む7歳の少年クリスは警察官になるのが夢だったが、白血病を発症した。地元警察は少年に本物そっくりの制服、ヘルメット、バッジやミニチュアのバイクなどを贈り、名誉警察官に任命して駐車違反の取締りなどを経験してもらった。この夢がかなった5日後にクリスは死亡したが、警察は名誉警察官としての葬儀を挙行し、この模様が全米に放映され大きな反響をよんだ。警察とクリスの親は1980年に「メイク・ア・ウィッシュ基金」を設立し、運動は全米から世界に広がった。「イルカといっしょに泳ぎたい」「有名スポーツ選手や俳優に会いたい」「ゾウの飼育係になりたい」など、さまざまな夢をかなえる支援活動を行っている。[編集部]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

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