百科事典マイペディア 「メタクリル酸メチル樹脂」の意味・わかりやすい解説
メタクリル酸メチル樹脂【メタクリルさんメチルじゅし】
→関連項目アクリル樹脂|有機ガラス
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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略称PMMA.メタクリル酸メチルモノマーの重合で得られた次の構造式のポリマーである.1901年,O. Röhmがメタクリル酸エステルの大量生産方式の研究を行い,1927年にダルムシュタットのRöhm & Hans A.G.社から製品として世に出た.その後,アメリカ,その他の国において量産化され,航空機の風防ガラスとして登場した.透明性,耐油・耐候性にすぐれ,装飾品,広告看板,ディスプレー器具,透明ケースなどに用いられている.人工臓器の発達に伴い,すぐれた抗凝血性が認められ,この方面においても,その用途が注目される.[CAS 9011-14-7]
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
…アクリル酸またはメタクリル酸のエステルを主成分とする樹脂の総称であるが,一般には有機ガラスとして知られるメタクリル酸メチル樹脂methyl methancrylate resinを指す。 メタクリル酸メチル樹脂は無色透明で,硬く,かつ耐候性にすぐれている。…
※「メタクリル酸メチル樹脂」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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