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メテルス Metellus, Lucius Caecilius

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

メテルス
Metellus, Lucius Caecilius

[生]?
[没]前221
古代ローマの軍人,政治家。カエキリウス氏のなかでも有力なプレプス (平民) の出身。第1次ポエニ戦争の際には前 251年執政官 (コンスル ) としてシチリアでカルタゴの象軍を打ち破った。以来メテルス家の発行する貨幣には象の図柄が出てくることが多い。前 241年ウェスタ神殿火災のときパラス・アテナ像を救おうとして盲目になったといわれる。

メテルス
Metellus, Quintus Caecilius

古代ローマの軍人,政治家。カエキリウス氏のなかでも有力なプレプス (平民) の出身。前 206年執政官 (→コンスル ) 。第2次ポエニ戦争に参加。

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世界大百科事典内のメテルスの言及

【ユグルタ】より

…開戦早々名門出身のコンスル,ベスティアLucius Calpurnius Bestiaとの間に講和が成立したが,これはユグルタによる貴族買収との疑惑を呼び,グラックス兄弟の改革圧殺以来くすぶっていたローマ民衆の反貴族感情に火をつけ,疑惑の解明と戦争継続を叫ぶ平民派(ポプラレス)の台頭をもたらした。ユグルタは証人としてローマに召喚されるが,尋問に至らぬまま帰国,戦争は再開され,彼は農民,辺境遊牧民などの支持を得てメテルスQuintus Caecilius Metellus Numidicus,マリウス指揮下のローマ軍を相手に善戦したが,同盟者マウレタニア王の裏切りでローマに引き渡され(前105),処刑された。戦後は親ローマ的な王族が王位に就けられ,王国内にはマリウスの部下の退役兵が大量に植民され,ヌミディアの独立は形骸化する。…

※「メテルス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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