コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

モノアミン仮説 monoamine hypothesis

2件 の用語解説(モノアミン仮説の意味・用語解説を検索)

法則の辞典の解説

モノアミン仮説【monoamine hypothesis】

3種類の神経伝達モノアミン,すなわちノルアドレナリンセロトニンドーパミンのうちどれかが不足すると鬱病となるという,いささか古典的な神経化学上の仮説.

出典|朝倉書店
Copyright (C) 2009 Asakura Publishing Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

家庭医学館の解説

ものあみんかせつ【モノアミン仮説】

 これは「脳内の神経伝達物質であるノルアドレナリンやセロトニンといったモノアミンが躁病(そうびょう)では多すぎ、うつ病では少なすぎる」というものです。うつ病で脳内のモノアミンのはたらきが低下し、躁病でモノアミンのはたらきが亢進(こうしん)することを示す例が多いためうまれました。
 モノアミンを少なくするレセルピンという薬によって、うつ状態がおこることや、モノアミンを増やすモノアミンオキシダーゼ阻害薬がうつ病に効果があることから、この仮説は注目されました。また三環系抗うつ薬はモノアミンの作用を増強し、続いてそれらの受容体数の減少をおこすことがわかっています。
 モノアミン仮説を出発点として、さらに気分障害の機序が解明されつつあります。現在、うつ病ではモノアミンが少なく、その受容体が敏感になっているとされています。

出典|小学館
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。この事典によって自己判断、自己治療をすることはお止めください。あくまで症状と病気の関係についてのおおよその知識を得るためのものとお考えください。

モノアミン仮説の関連キーワードノルアドレナリン神経ペプチド神経伝達物質ドーパミン化学伝達物質SNRI交感神経伝達物質アドレナリン作動性のコリン作動性神経伝達

今日のキーワード

カルテット

四重唱および四重奏。重唱,重奏の形態のなかで最も基本的なもので,声楽ではルネサンスの多声歌曲の形式であるシャンソンやフロットラから始り長い歴史をもつ。器楽も同様で,特に弦楽四重奏は室内楽の全レパートリ...

続きを読む

コトバンク for iPhone