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ヤコ族 ヤコぞくYako

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ヤコ族
ヤコぞく
Yako

ナイジェリア東部,クロス川地方の住民。言語はニジェールコンゴ語派のベヌエ=コンゴ諸語に属する。おもにヤムいも栽培をする農耕民。まとまった村落は区画され,各集落にはいくつかの父系氏族があり,一族が住む屋敷には男女別の住居がある。同一氏族の男性はともに住み,名前,儀礼,共同農作業を分ち合う。氏族の長は争いを仲裁し,宗教行事を司る。一方家畜や金銭などの動産は母系に相続され,母系親族は個人の負債に責任をもつほか,豊穣の精霊が関係する祭礼に参加する。村の俗事や祭事の権力は指導者集団に握られ,各村には共同作業を行う男女の年齢組が組織されている。男性組織のなかには親睦や公衆秩序を維持するエビアブ会や,祭司の組織であるヤボット会などがある。村長は最高の豊穣神の祭司である。伝統宗教での超自然的存在としては,創造神,守護霊,悪霊,死霊などがある。今日ではキリスト教徒もみられる。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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