ライフセービング(読み)らいふせーびんぐ(英語表記)lifesaving

デジタル大辞泉 「ライフセービング」の意味・読み・例文・類語

ライフセービング(lifesaving)

人命救助活動。特に、水難救助活動。
1技術を競うスポーツ競技。種目には、カヌーのような小舟を操るサーフスキーレースビーチフラッグスなどがある。

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精選版 日本国語大辞典 「ライフセービング」の意味・読み・例文・類語

ライフ‐セービング

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] lifesaving ) 水難救助法。その技術向上目的とした競技会も行なわれる。

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知恵蔵 「ライフセービング」の解説

ライフセービング

海水浴場における事故防止と安全管理、及び水辺における安全思想・技術の普及啓蒙を活動の基本とする。オーストラリアの海岸線を中心に活躍しているSurf Life Saving Associationが、名実共に世界をリードしており、欧米では自治体に雇用された職員としての身分やプロ(ライフガード)としての地位が確立している。日本では1991年に日本ライフセービング協会(JLA)が発足、それまでの各地における活動が統一された。現在ではNPO法人として活動し、ライフセーバーに関する6種類の資格を認定。一方、ライフセーバーとしての資質の向上、活動の普及を狙いとして、ビーチフラッグやスイム&ランなどの種目による競技会の開催にも力を入れている。

(吉田章 筑波大学教授 / 2007年)

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百科事典マイペディア 「ライフセービング」の意味・わかりやすい解説

ライフセービング

水難事故の救助活動を意味するが,救助技術の向上のために,また若い人々が救助活動に関心を持つようにと,オーストラリアでスポーツ化された。競技種目は実際の救助活動に直結しており,アイアンマン(鉄人)レースやビーチフラッグなどがある。ボランティア性が高く,体力知力を必要とするため,海外ではライフセーバーは高い評価を受けている。

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