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ルツ Ruth

翻訳|Ruth

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ルツ
Ruth

旧約聖書『ルツ記』中の人物。エフラテ人エリメレクとナオミの子キリオンの妻。キリオンの兄マロンやキリオンの死後,姑のナオミは2人の嫁オルパ,ルツにおのおのの母親の家への帰還を促したが,ルツはナオミとともにベツレヘムに行った。ルツはベツレヘムで夫の親族ボアズと結婚し,オベデを産んだ。ダビデの父エッサイはオベデの子である。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ルツ
るつ
rthヘブライ語

『旧約聖書』の「ルツ記」の女主人公。彼女は、モアブ出身の女性で、ナオミの息子マロンに嫁(か)し、若くして未亡人となる(1章4、5節)。姑(しゅうとめ)ナオミは夫と息子たちに先だたれ、悲嘆に暮れて郷里ベツレヘムに帰るが、ルツは姑に同行し(1章15節以下)、ともに暮らす(2章)。やがて彼女は再婚し男児を産み、後のダビデ王への系図をつなぐ(3~4章)。福音(ふくいん)書記者マタイによれば、ルツもまた救済史をつなぐ重要な人物である(1章5節)。[定形日佐雄]
『左近淑著『旧約の学び 下――ルツ物語・ダビデ物語』(1982・日本基督教団出版局)』

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世界大百科事典内のルツの言及

【麦】より

… 麦類はキリスト教の象徴としても重視される。《ルツ記》にはボアズの麦畑で落穂拾いをしたルツが,情深いボアズの妻となり,ダビデにつながる家系の祖となった話がある。そのために絵画では,ルツは麦畑を背景に描かれる場合が多い。…

※「ルツ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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