ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ナオミ」の意味・わかりやすい解説 ナオミNaomi 旧約聖書『ルツ記』のなかの人物。ヘブライ語で「私の喜び」の意。ルツの姑,ベツレヘムのエリメレクの妻。2人の息子とともにベツレヘムからモアブに行き,そこで息子たちはそれぞれ結婚するが,夫も2人の息子も死んで,息子の妻たち2人が残る。そこでナオミはベツレヘムへ帰ることを決意し,彼女たちをそれぞれの実家に帰そうとする。オルパはそれに従い家に帰るが,ルツだけはナオミとともにベツレヘムへ帰る。ナオミは親戚の1人ボアズとルツを結婚させ,2人の間にダビデの祖父オベデが生まれた。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「ナオミ」の解説 ナオミ 谷崎潤一郎の小説「痴人の愛」の主人公。浅草観音の門前のカフェーにつとめるまずしい少女。電気会社の技師河合譲治の意のままに教育され,みちがえるほどの近代女性に変貌し,やがて放縦,無軌道ぶりを発揮,男たちを翻弄して,ひざまずかせるようになる。小説は大正13年「大阪朝日新聞」に連載。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by
デジタル大辞泉プラス 「ナオミ」の解説 ナオミ 日本のテレビドラマ。放映はフジテレビ系列(1999年4月~6月)。全12回。脚本:高橋留美ほか。出演:藤原紀香、りょう、佐藤藍子ほか。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報 Sponserd by