ル・マン24時間レース(読み)ルマンにじゅうよじかんレース

百科事典マイペディア 「ル・マン24時間レース」の意味・わかりやすい解説

ル・マン24時間レース【ルマンにじゅうよじかんレース】

1923年に第1回が開催された,世界で最も著名かつ過酷な耐久レース。〈ル・マンを制するものは世界を制す〉といわれ,自動車競走頂点に君臨する。フランスの中西部ル・マン市郊外のサルテ・サーキットで,毎年夏至(げし)の前の土・日曜日にかけて行われる。サルテ・サーキットは公道と常設サーキットの組合せからなる1周13.6kmで,24時間の走行距離を競う。
→関連項目グランドツーリングカーモリーノ

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世界の祭り・イベントガイド 「ル・マン24時間レース」の解説

ルマンにじゅうよじかんレース【ルマン24時間レース】

フランス西部の都市ルマンで開催されるカーレース。24時間走り続ける耐久レースで、時間内に走行した距離を競う。コースは、ブガッティサーキットを延長して公道を組み合わせたサルトサーキット。全長13.629kmのロングコースで、轍(わだち)のある路面も含む過酷なレースである。日本からも多くチームが参加している。1991年に外国人ドライバーが駆るマツダが優勝している。開催時期は6月上旬から中旬。第1回大会が開催されたのは1923年。

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デジタル大辞泉プラス 「ル・マン24時間レース」の解説

ル・マン24時間レース

フランス西部のル・マン市郊外で毎年開催される自動車の耐久レース。第1回開催は1923年。サルト・サーキットの一部と一般公道を組み合わせた周回コースを、1チーム3名のドライバーが交代で24時間走行し、その距離を競う。世界で最も歴史ある過酷なレースとして知られる。日本車による初の総合優勝は1991年、車種はマツダ・787B。日本人ドライバーとして初の優勝者は1995年、マクラーレン・F1GTRで参戦した関谷正徳。日本車・日本人ドライバーでの総合優勝は、トヨタ・TS050 HYBRIDで中嶋一貴が参戦した2018年が初である。

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