コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ロインクロス ロインクロス loincloth

翻訳|loincloth

2件 の用語解説(ロインクロスの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ロインクロス
ロインクロス
loincloth

腰衣,腰布などと訳す。1枚の布地をスカート状あるいは股間をくぐらすなどして,腰部に巻きつけて着る基本的原始衣の一つ。分布は世界的に広く,古代エジプトの男性用のロインクロスは特に有名である。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

ロインクロス【loincloth】

短いスカート状に腰のまわりを巻いた腰衣の総称。現代でも一部の原始的な民族に見られるが,古代では形状や素材は違っても,多くの地域で常用された。古代エジプトの男子がつけた白麻の巻きスカート型のシャンティshentiは代表的な例であるが,メソポタミアではシュメールの毛織物の長めの腰衣,エーゲ海域の彩色模様で飾られた短いミノス風腰布,あるいは古代ギリシアローマの働く男たちが着た,股をくぐらせてから腰部をおおう形のパーニュpagneなどがこの系列に属する。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のロインクロスの言及

【民族服】より

…しかもそれはそのまま今日の民族服から類推された一つの発展系列ともみなされる。第1は紐衣(ちゆうい)と名づけられるリガチュアligatureに発し,草,樹皮,獣皮から織物による〈腰衣〉にいたるロインクロスloinclothの系列で,今日,アフリカの一部やオセアニアの民族の間に見られる。第2はドレーパリーdraperyといわれる〈巻き衣〉の系列で,アフリカやイスラム圏の一部に見られる。…

【衣服】より

身体装飾装身具服制服装【鍵谷 明子】
[衣服の形式]
 衣服の形は人体,風土,民族の生活,材料,性に影響されて多様なものが生まれてきた。しかし,基本的形態としては,紐衣(ちゆうい)型(リガチュアligature),巻き衣型(ドレーパリーdrapery),貫頭衣型(チュニックtunic),前開き型,腰衣(ようい)型(ロインクロスloin‐cloth),ズボン型などが見られる。紐衣型は獣皮衣と共に,人類の原始衣の形の一つで,旧石器時代のビーナス像や,古代エジプトの奴隷の腰部に紐状のものを巻きつけたものが見られ,腰衣型とも関連している。…

【民族服】より

…しかもそれはそのまま今日の民族服から類推された一つの発展系列ともみなされる。第1は紐衣(ちゆうい)と名づけられるリガチュアligatureに発し,草,樹皮,獣皮から織物による〈腰衣〉にいたるロインクロスloinclothの系列で,今日,アフリカの一部やオセアニアの民族の間に見られる。第2はドレーパリーdraperyといわれる〈巻き衣〉の系列で,アフリカやイスラム圏の一部に見られる。…

※「ロインクロス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

ロインクロスの関連キーワード腰衣ミニスカートぐるり腰白タイトスカートペチコートサロンスカートショートスカートランニングスカート前まわし

今日のキーワード

信長協奏曲(コンツェルト)

石井あゆみによる漫画作品。戦国時代にタイムスリップした現代の高校生が病弱な織田信長の身代わりとして生きていく姿を描く。『ゲッサン』2009年第1号から連載開始。小学館ゲッサン少年サンデーコミックス既刊...

続きを読む

コトバンク for iPhone