ロバート エドワーズ(英語表記)Robert Edwards

20世紀西洋人名事典の解説

ロバート エドワーズ
Robert Edwards


1925 -
英国の生理学者。
1951年からのエディンバラ大学での研究で、マウスの受精卵を子宮に移植することに成功。その後ケンブリッジ大学に移り、’65年に人間の卵の体外受精を試みたが受精できなかった。’67年英国人外科医ステップトゥの開発した腹腔鏡に関する論文に興味を持ち、’68年からステップトゥと体外受精(試験管ベイビー)に関する共同研究を開始。’78年7月25日健康な女児の出産に至る。エドワーズの研究は、人間の卵と初期胚の発生に関する知識を増加させ、不妊症の克服に大きく貢献した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

現代外国人名録2012の解説

ロバート エドワーズ
Robert Geoffrey Edwards


国籍
英国

専門
生理学者

肩書
ケンブリッジ大学名誉教授 ロイヤル・ソサエティ会員〔1984年〕

生年月日
1925/9/27

学歴
ウェールズ大学バンゴール校卒;エディンバラ大学

学位
D.Sc.(ウェールズ大学)〔1955年〕;Ph.D.(エディンバラ大学)〔1962年〕

経歴
1962年グラスゴー大学を経て、’63年からケンブリッジ大学生理学教室に入り、’85年教授、’89年名誉教授。’50年代にウサギの卵子を試験管内で精子と受精させる技術をヒトに応用することを着想。’69年ヒトの卵子を試験管内で初めて受精させることに成功した。産婦人科医のパトリック・ステプトーと連携して採卵技術を改良し、’78年7月25日、世界初の体外受精児(試験管ベビー)、ルイーズ・ブラウンを誕生させた。この技術の普及により、生殖補助医療(不妊治療)が大きく発展し、世界で広く試みられるようになった。2001年ラスカー賞を受賞。2010年ノーベル医学生理学賞を受賞。著書に「A Matter of Life」(1980年,共著)、「Human Conception in Vitro」(’82年,共著)、「In Vitro Fertilisation and Embryo Transfer」(’85年,共著)、「Life Before Birth」(’89年)。

受賞
ノーベル医学生理学賞〔2010年〕 ラスカー賞(臨床医学部門)〔2001年〕

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2012」(2012年刊)現代外国人名録2012について 情報

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