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腹腔鏡 ふくくうきょうlaparoscope

翻訳|laparoscope

4件 の用語解説(腹腔鏡の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

腹腔鏡
ふくくうきょう
laparoscope

内視鏡の一種。直径7~8cm,長さ 30cm前後の硬性鏡で,肝臓,胆嚢,胃の前壁,小腸および大腸の一部,脾臓などの表面を観察するために用いる。腹腔鏡は皮膚を小切開して挿入するが,あらかじめ腹腔内に 2000~3000mlの空気を注入して,腹壁と腹腔内臓器との間にすきまが十分できるようにしておく。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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百科事典マイペディアの解説

腹腔鏡【ふっこうきょう】

腹腔および腹腔内臓器を調べる内視鏡の一つ。腹壁に小切開を加えて挿入し,空気を送って腹腔内を見やすくし,胆嚢,肝臓,腹膜,消化管外側などを検査する。検体採取も可能。
→関連項目マイクロ波凝固治療

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大辞林 第三版の解説

ふっこうきょう【腹腔鏡】

内視鏡の一。腹部にあけた穴より挿入し、腹腔内の臓器の観察、細胞や組織の採取、手術などを行う。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

腹腔鏡
ふくくうきょう

皮膚を小切開して、へそ周囲から腹腔内へ小型の内視鏡カメラを挿入し、観察するために用いる内視鏡の一種。ラパロスコープともよばれ、臨床現場ではラパロと略称される。あらかじめ決まった角度に設定された硬性鏡と、先端が自由に回転してさまざまな観察が容易な電子スコープがある。従来は診断のための検査目的で、肝炎や肝硬変、肝臓癌(がん)や胆嚢(たんのう)癌、腹膜疾患などの生検、婦人科の卵巣や子宮など内性器疾患の検査などに用いられてきた。しかし1987年にフランスの産婦人科医ムレPhilippe Mouret(1938―2008)が腹腔鏡下で胆嚢摘出術を行って以来、欧米で腹腔鏡下手術が急速に普及するようになった。[編集部]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内の腹腔鏡の言及

【内視鏡】より

…尿道鏡urethroscope,膀胱鏡cystoscopeは診断のほかに,後述の造影や手術のためにも広く利用されている。腹腔鏡laparoscopeは,日本では主として肝臓疾患の診断のために行われているが,ヨーロッパでは試験開腹の代り,あるいは不妊症の診断にも利用されている。胆道鏡choledochoscopeは,胆石の診断と,手術で取りきれなかった胆石の除去に用いられている。…

【婦人科内視鏡】より

…婦人科領域で用いられる内視鏡をいい,またこれを用いた検査をさすこともある。子宮鏡(頸管鏡や卵管鏡も含む),腹腔鏡,胎児鏡,膀胱鏡などが含まれ,疾病の検査だけでなく治療にも応用され,さらに近年では,これら内視鏡による直視下での手術も試みられ,一部実用化されている。婦人科内視鏡では,映像伝達系にレンズを用いた硬性鏡が一般に用いられ,照明光は外部光源(ハロゲン灯,水銀灯,キセノンランプ)からグラスファイバーによって伝達され,内視鏡先端から局所を照明する。…

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