デジタル大辞泉
「ワットマン紙」の意味・読み・例文・類語
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ワットマン‐し【ワットマン紙】
- 〘 名詞 〙 ( ワットマンはWhatman ) 一七六〇年、イギリスで、J=ワットマンが麻や木綿のぼろ布を原料として漉(す)き始めた手漉紙。水彩画用紙として使用。
- [初出の実例]「ワットマン紙の水張り」(出典:海軍(1942)〈岩田豊雄〉霹靂)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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ワットマン紙 (ワットマンし)
Whatman paper
イギリスのワットマンJames Whatmanが作った厚い手すきの高級図画用紙。麻や木綿のぼろを原料とした吸水性のよい紙で,とくに水彩画用に適する。そのため,ワットマン紙は水彩画用紙の代名詞にもなっている。ワットマンが1745年に設立したワットマン社は,イギリスのケント地方にある代表的な製紙メーカーとなっており,各種の紙を製造しているが,日本では,ろ紙,ペーパークロマトグラフィー用紙が有名である。一時中断していた画用紙製造も1960年代に再開された。
執筆者:臼田 誠人
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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「ワットマン紙」の意味・わかりやすい解説
ワットマン紙【ワットマンし】
麻繊維を原料とする純白で厚手の高級図画用紙。水彩画用。英国のワットマンJ.Whatmanの発明。
→関連項目図画用紙
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