図画用紙（読み）ずがようし（英語表記）drawing paper

改訂新版　世界大百科事典

図画用紙 (ずがようし)
drawing paper

製図や図画に用いられる紙の総称で，画用紙ともいう。JISでは化学パルプを100%原料としたものと30%以上のものに分けられ，前者は製図・絵画用，後者は児童の図画用紙である。ケント紙やワットマン紙は高級図画用紙として有名である。木炭紙は木炭筆あるいは鉛筆用の図画用紙で，簀（す）目を入れて表面に粗い凹凸をもたせてあるため，木炭の付着がよく，また紙面をいためず消しやすい。
執筆者：臼田 誠人

出典　株式会社平凡社「改訂新版　世界大百科事典」

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図画用紙【ずがようし】

製図用，図画用，絵画用，地図用などの紙の総称。画用紙ともいい，英語ではdrawing paper。適度の厚さとしまりがあり，鉛筆などがよく消える性質を備える。JISでは化学パルプを100％原料としたものと30％のものに分けられ，前者は製図・絵画用，後者は児童の図画用紙に使われる。ケント紙やワットマン紙は高級図画用紙として知られる。
→関連項目画用紙

出典　株式会社平凡社

世界大百科事典（旧版）内の図画用紙の言及

【紙】より

…新聞巻取紙は単一品種として作る紙ではもっとも量が多いので抄紙機も大型で，幅8.58mの紙を毎分1000mの速度で生産することができる。
［印刷･筆記･図画用紙］
　書籍，雑誌などの印刷用として作った紙で，表面に塗料を塗っていない非塗工紙と塗布した塗工紙に分かれる。前者には印刷用紙，グラビア用紙その他と，筆記･図画用紙がある。…

※「図画用紙」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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