ヲコツナイ(読み)をこつない

日本歴史地名大系 「ヲコツナイ」の解説

ヲコツナイ
をこつない

アイヌ語に由来する地名。本来は河川名であるがコタン名としても記録されている。近代に入って当地一帯は山越内やまこしない村に包含された。仮名表記は「ヲコツナイ」が多いが、「ヲコツナヱ」(蝦夷巡覧筆記)、「ヲヽコツナイ」(板本「東蝦夷日誌」)もある。漢字表記は「烏古津内」「尾古津内」(野作東部日記)がある。「ヲコツナイ」とする秦「地名考」は語義について「ヲコツまたはヲコル、共に魚尾を並へ給ひ合せたるをいふ。此処、二水合流の形、魚尾結合せし如くなれハ名つけたりと云へり」とある。


ヲコツナイ
をこつない

漢字表記地名「興津」のもとになったアイヌ語に由来する地名。コタン名のほか河川名としても記録されている。当地一帯は近代に入り釧路村に包含された。仮名表記は「ヲコツナイ」(木村「蝦夷日記」、「東行漫筆」、「蝦夷日誌」一編など)のほか「ををこつない」(板本「東蝦夷日誌」)、「ウコツナイ」(谷「蝦夷紀行」)、「ヲンコチナイ」(木村「蝦夷日記」)がある。木村「蝦夷日記」に「小川ヲコツナイ」(寛政一〇年六月二二日条)とみえ、谷「蝦夷紀行」には「コンフヨマイの出崎を経てウコツナイの小沢有」(同一一年六月二七日条)とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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