20世紀西洋人名事典 「ヴィクトルコネツキー」の解説
ヴィクトル コネツキー
Viktor B. Konetskii
1929 -
ソ連の作家。
海軍兵学校を出て北方艦隊に配属される。除隊してから北極航海に出る。この時の経験をベースに作品を生み出し、極北の海で働いている水夫達の世界を内面から取り上げた「明日の悩み」(’60年)が世間から注目を浴びるようになり、戦後作家のブームとなる。他の著書に「隙間風」(’57年)、「暗礁」(’61年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報