ヴィクトルコネツキー(その他表記)Viktor B. Konetskii

20世紀西洋人名事典 「ヴィクトルコネツキー」の解説

ヴィクトル コネツキー
Viktor B. Konetskii


1929 -
ソ連作家
海軍兵学校を出て北方艦隊に配属される。除隊してから北極航海に出る。この時の経験ベース作品を生み出し、極北の海で働いている水夫達の世界内面から取り上げた「明日の悩み」(’60年)が世間から注目を浴びるようになり、戦後作家のブームとなる。他の著書に「隙間風」(’57年)、「暗礁」(’61年)などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android