ヴィルヘルム・M.ブント(その他表記)Wilhelm Max Wundt

20世紀西洋人名事典 の解説

ヴィルヘルム・M. ブント
Wilhelm Max Wundt


1832.8.16 - 1920.8.31
ドイツ心理学者,哲学者。
元・ライプチヒ大学教授。
バーデン生まれ。
牧師の子で、ベルリン大学でJ.ミュラーに学び、ハイデルベルク大学講師(1857年)、同教授(’64年)、チューリッヒ大学教授(’74年)を経て、’75年ライプチヒ大学教授。世界初の実験心理学研究所を開設、以後世界各地からキュルペクレペリンなど多くの研究者が集まり、’80年「哲学研究」を創刊。彼は心理学は直接経験の科学と定義し、また晩年民族心理学の研究に没頭した。主な著書は「民族心理学」(1900〜20年)など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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