一型アクセント(読み)イッケイアクセント

デジタル大辞泉 「一型アクセント」の意味・読み・例文・類語

いっけい‐アクセント【一型アクセント】

日本語アクセント一種
語によるアクセントの区別がないもの。東北南部から関東北部にかけての地域や九州中部などでみられる。無アクセント。崩壊アクセント。
同一音節数の語がすべて同一の形のアクセントで発音されるもの。宮崎県都城みやこのじょう一部や鹿児島県志布志しぶしの一部などの地域でみられる。一型式アクセント。
[類語]アクセント高さアクセント強さアクセント京阪式アクセント東京式アクセント曖昧あいまいアクセント

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「一型アクセント」の意味・読み・例文・類語

いっけい‐アクセント【一型アクセント】

  1. 〘 名詞 〙 ( アクセントは[英語] accent ) 日本語のアクセントの一種。語によってアクセントの区別を持たない方言についていう。狭義には宮崎県都城市の一部や鹿児島県志布志の一部などの地域に見える。同一音節数の語がすべて同じ型のアクセントで発音するものをいうが、一般には東北南部から関東北部、九州中部などで見られる、語によるアクセントの区別を持たない、いわゆる「無アクセント」「崩壊アクセント」についてもいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「一型アクセント」の意味・わかりやすい解説

一型アクセント【いっけいアクセント】

アクセント

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android