デジタル大辞泉
「一寸の虫にも五分の魂」の意味・読み・例文・類語
一寸の虫にも五分の魂
どんな弱小なものにも、それ相応の意地や考えがあって、ばかにしてはいけないということのたとえ。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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精選版 日本国語大辞典
「一寸の虫にも五分の魂」の意味・読み・例文・類語
いっすん【一寸】 の 虫(むし)にも五分(ごぶ)の魂(たましい)
- どんなに小さく弱い者でも、それ相当の思慮や意地を持っているものだ。小さくても、ばかにできないたとえ。
- [初出の実例]「たとへにも一寸のむしには、五分のたましゐとて、あやしの虫けらもいのちをはをしむ事我にたかふへからす」(出典:極楽寺殿御消息(13C中)第四五条)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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一寸の虫にも五分の魂
どんなに小さな虫にも、生きているものにはそれ相応の命があるのだから、粗末に扱ってはならない。どんな者でも意地や誇りを持っているから、むやみにばかにしてはならないというたとえ。
[使用例] 通用しないとは僕の口から断定したくない。僕だって一寸の虫に五分の魂はある[武者小路実篤*真理先生|1949~50]
[解説] 「一寸」と「五分」で語調を整えたものですが、文字どおりには魂が身体の半分となり、魂の大きさを強調する表現となっています。
〔英語〕Even a worm will turn.(虫けらでさえ向かってくる)
出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報
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一寸の虫にも五分の魂
どんなに小さく弱いものにも、それなりの魂や主張がある。小さくてもあなどってはならないことのたとえ。「なめくじにも角」ともいう。
出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報
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