一星(読み)ひとつぼし

精選版 日本国語大辞典 「一星」の意味・読み・例文・類語

ひとつ‐ぼし【一星】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 夕方または明け方に、ただ一つだけ出ている星。宵の明星。また、明の明星。比喩的に、きわだって美しいものにいう。
    1. [初出の実例]「此町の楊貴妃、ひとつぼしが出ますよ」(出典:浮世草子・色の染衣(1687))
  3. 船乗り航海方位基準とする星。特に、北極星をさす。〔船乗重宝記(1748)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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