一本木河岸(読み)いつぽんぎがし

日本歴史地名大系 「一本木河岸」の解説

一本木河岸
いつぽんぎがし

[現在地名]本庄市小和瀬

利根川南岸の一本木村にあった河岸場。正保(一六四四―四八)以降に同村は小和瀬こわぜ村から分村したとされるが、享保一五年(一七三〇)秩父荷物糶取出入裁許請書(河田家文書)に「慶長年中以来之河岸ニ而」とあることから、分村以前から存在していたと考えられる。なお、元和二年(一六一六)幕府は関東河川の定船場を定め一六ヵ所に掟書を発しているが、そのなかに一本木がみえ(御触書寛保集成)対岸の上野国佐位さいしま(現群馬県境町)との渡船場の役割をも果していた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む