一毛(読み)イチモウ

精選版 日本国語大辞典 「一毛」の意味・読み・例文・類語

いち‐もう【一毛】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 一本の毛。転じて、非常にわずかなもの。軽いもの。また、そのこと。
    1. [初出の実例]「可虬龍之片甲、得鳳凰之一毛者也」(出典江談抄(1111頃)四)
    2. 「ゆるくしてやはらかなる時は、一毛も損せず」(出典:徒然草(1331頃)二一一)
    3. [その他の文献]〔列子‐楊朱〕
  3. 草や木の一本。一木一草。
  4. 尺度、秤(はかり)貨幣、比率などの単位。一厘十分の一。〔日葡辞書(1603‐04)〕
  5. いちもうさく(一毛作)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む