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 け hair

翻訳|hair

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説



hair

毛髪ともいう。表皮の一部が変形したもの。体表の保護,保温に役立っている。哺乳類の特徴の1つ。人間では頭部に特に多いが,発毛の場所,年齢,性,人種によって色と硬度が異なる。毛は体外の毛幹と,皮内の毛根に分れ,成長は毛根で行われる

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もう

(1) 小数の単位で 0.001。ただし何割何分何厘何毛というときは1割の 0.001倍,すなわち 0.0001。 (2) 尺貫法の長さの補助単位で,1寸の 0.001倍。 (3) 尺貫法の質量の補助単位で,1匁の 0.001倍。

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hair

高等植物の表皮に生じるさまざまな形状の突起物の総称。あらゆる器官にみられ,機能も分化している。

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デジタル大辞泉の解説

け【毛】

生物の体表に生えている糸状のもの。鞭毛(べんもう)・繊毛・刺毛・剛毛・羽毛なども含む。
㋐哺乳類の皮膚に生じる表皮の変形器官。全身のほとんどを覆う、角質の構造物。
㋑頭髪。髪の毛。「を染める」
㋒羊毛。「のシャツ」
㋓植物体の表面に生じる細長い糸状のもの。「タンポポの
㋔鳥などの羽毛。「鳥のをむしる」
細い毛状のもの。「ブラシの
非常にわずかなことをたとえるのに用いる。「そんな気はほどもない」
鎧(よろい)の威(おどし)の糸。おどしげ。
「同じ―の鎧を二両まで置きたりけるを」〈太平記・二六〉
作物。特に稲の穂の実り。作毛。
「秋の―の上を賜ひて下ぐべきにてありけるに」〈沙石集・三〉
魚のうろこ。特に鯉のうろこ。
「鯉に限って、うろこをふくとは申さぬ、―をふくと申す」〈虎寛狂・惣八
[下接語]兎(う)の毛裏毛尾羽毛髪の毛猫っ毛三毛身の毛(げ)愛嬌(あいきょう)毛青毛赤毛葦(あし)毛命毛入れ毛産(うぶ)毛上(うわ)毛枝毛後(おく)れ毛威(おどし)毛鹿(か)毛糟(かす)毛川原(かわら)毛癖毛栗(くり)毛黒毛逆(さか)毛差し毛地毛棕櫚(しゅろ)毛尻(しり)毛白毛梳(す)き毛立ち毛力毛縮れ毛月毛旋(つむじ)毛虎(とら)毛鳥毛夏毛二毛和(にこ)毛抜け毛鼻毛雲雀(ひばり)毛斑(ぶち)毛冬毛解(ほつ)れ毛巻き毛睫毛(まつげ)眉(まゆ)毛尨(むく)毛無駄毛胸毛脇(わき)毛綿毛

もう【毛】

数の単位。1000分の1。また比率では、1割の1000分の1、1厘の10分の1。
尺貫法の単位の一。長さでは、1寸の1000分の1。重さでは、1匁の1000分の1。
貨幣の単位。1円の10000分の1、1厘の10分の1。

もう【毛】[漢字項目]

[音]モウ(呉) [訓]
学習漢字]2年
〈モウ〉
け。「毛髪毛筆毛布羽毛紅毛鴻毛(こうもう)純毛植毛繊毛梳毛(そもう)多毛・体毛・脱毛恥毛羊毛鱗毛(りんもう)
地表に作物が生育する。「不毛二毛作
ごく細かいもの。わずかなもの。「毛頭毛細管毫毛(ごうもう)
重さ・長さ・割合・数などの単位。「厘毛
毛野(けの)国。「上毛両毛
〈け〉「毛糸毛虫赤毛葦毛(あしげ)和毛(にこげ)眉毛(まゆげ)腋毛(わきげ)
[名のり]あつ
[難読]毛布(ケット)旋毛(つむじ)刷毛(はけ)

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百科事典マイペディアの解説

毛【け】

生物の体表に生じる細長く微小な突起物の総称。(1)動物。最も普通に使われる意味での毛は哺乳(ほにゅう)類に特有な糸状角質の皮膚付属器官。体表面の保護,体温の保持,触覚などに役だつ。
→関連項目表皮

毛【もう】

漢数詞では1/10厘つまり1/1000をいう。割合では1割の1/1000つまり1/10000をいう。尺貫法でも1/10厘の意味に使い,長さでは1/1000寸,質量では1/1000匁(もんめ)を表す。

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毛髪用語集の解説

全身に生える毛の数は約500万本ほど。個人差はあるものの、頭部の毛は10万~15万本くらいだとされる。太さは約0.1ミリメートル前後で、1平方センチメートルあたり、約150本ほどである。

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世界大百科事典 第2版の解説

け【毛 hair】

一般に生物の体表に生じた微小な直径をもつ細長い構造物を総称するが,その本態は,生物のグループにより,また体の部位により種々さまざまである。しかし普通に毛という場合,哺乳類の毛をさすことが多い。
【哺乳類の毛】
 哺乳類の毛は哺乳類特有のもので,クジラ類の大半を除くすべての種類が多かれ少なかれ毛を備えている(クジラ類の多くは口の周辺に少数の毛をもつ)。毛は,皮下に斜めに埋もれている毛根および毛球と,皮膚外に露出する毛幹の3部分に区別される。

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大辞林 第三版の解説

け【毛】

哺乳動物の皮膚の表皮の角質化によって生じる、糸状の構造物。表皮が陥入してできた毛囊の底から外へ向かって生じる。
頭髪。かみのけ。
鳥などの羽毛。はね。 「鶏の-をむしる」
植物の葉・茎などにある表皮細胞の変化した突起物の総称。毛茸もうじよう
獣毛、特に羊毛から紡いだ繊維。ウール。 「 -一〇〇パーセント」 「 -のシャツ」
物の表面から出ている細い糸状のもの。 「ブラシの-」 「筆の-」
ごくわずかなものごとのたとえ。 → 毛ほど
よろいの縅おどしに用いる糸や革。おどし毛。 「星明りに鎧の-もさだかならず/平家 9
作物の実り。収穫。 「秋の-の上を給ひて/沙石 3

もう【毛】

尺貫法の長さ・重さの単位。厘の10分の1。
金銭・歩合・割合の単位。厘の10分の1。 「日歩二銭四厘七-」 「打率二割六分九厘二-」

出典|三省堂
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単位名がわかる辞典の解説

もう【毛】

➀尺貫法の長さの単位。1毛は1尺の1万分の1、1寸の1000分の1。約0.0303mm。
➁尺貫法の重さの単位。日本古来のもの。1毛は1貫の100万分の1、1匁(もんめ)の1000分の1。約3.75mg。

出典|講談社
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説


一般に動物の体表にみられる糸状物をいい、植物でも表皮細胞から発生した突起物を毛とよんでいる。以下、動物と植物に分けてそれぞれ述べるが、ヒトの毛については毛髪として別に扱っている。[大岡 宏]

動物の毛

哺乳(ほにゅう)類の体表の大部分を覆う糸状の器官で、発生的には表皮の一部である。表皮の胚芽(はいが)層が肥厚し、真皮の中に伸びて、その先端に毛嚢(もうのう)(表皮性毛嚢)を生じる。毛嚢の周辺部は真皮からできるので真皮性毛嚢とよばれる。毛嚢の中にある毛の部分を毛根という。毛嚢の上部には皮脂腺(せん)が開き、また平滑筋性の立毛筋がつく。毛嚢の中心部で細胞が分裂し角化したものが毛であるが、この細胞分裂には休止期と成長期があり、成長期のときだけ毛が伸長し、休止期になると毛嚢全体の形態も変化し、長さが短くなり、成長期には表皮細胞に抱き込まれていた毛乳頭が突出するようになる。ヒトの頭髪などは成長期が長く2年ほども続くが、多くの哺乳類の体毛は成長期が短く、一定の周期または季節変化によって成長期と休止期を繰り返し、毛の長さは一定に保たれる。一般の哺乳類の毛は軟毛(綿毛(わたげ))と粗毛とからなるが、ブタなどの剛毛、ヤマアラシの棘(とげ)などのように特殊な発達をしたものもある。胎児などの繊細な毛をうぶ毛という。哺乳類でもクジラ類は出生後は毛を生じない。また実験室で突然変異を利用してつくられたマウスの系統のなかには無毛のものがある。鳥類では毛のかわりに羽毛があり、無脊椎(むせきつい)動物で毛に似た構造としては鞭毛(べんもう)、繊毛などがある。[大岡 宏]

植物の毛

植物学で毛とよばれるものは、表皮の細胞が外方へ突出したものである。かならずしも糸状の細長いものだけでなく、樹枝状に分岐したもの、鱗(うろこ)状のもの、いぼ状のもの、刺(とげ)状のものなど、さまざまな形態のものがある。植物の種類を同定するに際して、どの器官のどの部位にどんな形状の毛が生ずるか否か、またそれが若いときだけあるのか、成長後まで宿存するか、などの特徴は、しばしば類似種との区別点とされる。
 毛の役目はかならずしも明らかでないが、保護のほか、多くの場合は水をはじいたり、蒸散量を調節するのに役だっていると考えられる。余分な水を排出し、または粘液を分泌する毛もある。根の先端付近に生じる根毛は、水や水に溶けた養分を吸収する役と、根を地中に固着させる役をしている。細く軟らかい茎や葉に生じた刺状の毛は、草むらの中で他物と接触して自身の立体的な姿勢を保つのに有効である。種子や果実に生じた毛は、風や動物によって遠くまで散布されるのに役だち、このなかにはワタやパンヤのように利用されるものもある。雌しべの柱頭の毛は、形態と表面の粘液の両面から花粉を付着させるのに適している。特殊な例としては、毒液を含むイラクサの刺毛(しもう)、虫の接触を感じて捕虫に役だつハエジゴクの感覚毛などがある。
 外見が毛に似ていても、表皮だけでなく基本組織をも含む突起物は、毛状体とよんで区別される。[福田泰二]

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世界大百科事典内のの言及

【髪】より

…人体頭部の皮膚に植立する毛。頭毛,頭髪,髪の毛などとも称される。…

【禿】より

…もともと毛のある部位,ことに頭部の毛髪が欠如しているか,まばらとなった状態をいう。医学用語の脱毛症alopeciaは,日本語の意味からすれば,いったん生えた毛髪の脱落ということになるが,先天的な毛髪の欠落にも用いられることがあるので,ほぼそれと同義語と解釈してよい。…

【民間療法】より

…内科的には暑気当りにタデ,桃,キュウリなどの葉と塩とをまぜてもみ,その汁を背中や手足の裏に塗るのも刺激剤と思われる。鼻血が止まらぬとき襟(えり)の毛を数本引き抜くなどもこれに属するらしい。神経痛や寝ちがえたとき温湯で湿布し,石風呂に入って蒸したり,エンシキといって石塊を火で熱し海岸の砂穴の中に敷き,藻葉をその上に敷いてその上に寝転がるなどの方法も,温泉療法に近いもので,内臓や皮膚病にも有効とされる。…

【尺】より

…ここで実効上というのは,法文上は尺を長さの単位の基本としていることによる。したがって1尺は約30.303cmであり,分量単位は1/10尺の寸,以下十進法による分(ぶ),厘,毛である。倍量単位は寸法用と距離・間隔用に分かれ,寸法用の倍量単位は10尺に等しい丈,距離用の倍量単位は6尺の間(けん),60間の町,36町の里である。…

【寸】より

…古代中国から,また日本でも大宝令以前から用いられてきた。1/10尺に等しく,1891年制定の度量衡法では1/33m,すなわち約3.03cmで,分量単位は1/10寸の厘,以下,十進法による毛,糸である。また鯨尺1寸は鯨尺1/10尺に等しく,約3.8mmで,分量単位は1/10寸の鯨尺分である。…

【分】より

…(1)長さの単位。1/10寸に等しく,1891年制定の度量衡法では,曲尺(かねじやく)の場合約3.03mmであり,分量単位は十進法による厘,毛,糸である。また鯨尺1分は約3.8mmである。…

【匁】より

…1000匁を貫と呼んだが,1891年制定の度量衡法では逆に貫を基本としたため,匁は貫の分量単位となり,1/1000貫に等しく,3.75gである。分量単位は1/10匁の分(ふん),以下,十進法による厘,毛である。【三宅 史】。…

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