一畑村(読み)いちはたむら

日本歴史地名大系 「一畑村」の解説

一畑村
いちはたむら

[現在地名]豊後高田市一畑

加礼川かれがわ村の南東に位置し、都甲とごう川最上流域の狭隘な傾斜地に立地する。江戸時代の領主変遷高田たかだ村に同じ。小倉藩元和人畜改帳に一ノ畑村とみえ、高三二七石余、家数四三(うち百姓一六・梅遊寺一、隠居・名子・牛や・庭や二六)・人数一〇二(うち百姓一六・名子五)、牛一五。正保郷帳では都甲庄に属し、田方一九六石余・畑方四六石余、茅山・柴山新田がある。天保郷帳には一畑村とみえ、「古者市之畑村」と注記される。文政一一年(一八二八)の免定写(元山文庫)によると高二六六石余(田方二二三石余・畑方四二石余)で、九〇石余の引高があり毛付高一七六石余、免四ツ五分。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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