一瞥(読み)イチベツ

デジタル大辞泉 「一瞥」の意味・読み・例文・類語

いち‐べつ【一×瞥】

[名](スル)ちらっと見ること。ちょっとだけ見やること。「一瞥をくれる」「一瞥しただけで、それとわかった」
[類語]ちらりちらとちらっとちらちらちらりちらりちら見一目ひとめ一目いちもく一見瞥見べっけん一顧ちょっと見

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精選版 日本国語大辞典 「一瞥」の意味・読み・例文・類語

いち‐べつ【一瞥】

  1. 〘 名詞 〙 ちらっと見ること。流し目に一たび見ること。
    1. [初出の実例]「千家一瞥忽為煙、検火官来巡路辺」(出典枕山詩鈔‐二編(1861)中・十月二日震災記事)
    2. 「行過ぎてからズーと後(うしろつき)を一瞥して」(出典:浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉二)

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