ちらり(読み)チラリ

デジタル大辞泉 「ちらり」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ちらり」の意味・読み・例文・類語

ちらり

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )
  2. ちらと
    1. [初出の実例]「時の間にちらりと返るべし」(出典:申楽談儀(1430)よろづの物まねは心根)
  3. ちらと
    1. [初出の実例]「げにも最前ちらりとみえて御ざったが、扨はゆうれひで御ざったか」(出典:虎明本狂言・塗師(室町末‐近世初))
  4. ちらほら
    1. [初出の実例]「人ちらり木の葉もちらりすがれ栗」(出典:俳諧・八番日記‐文政二年(1819)九月)

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