日本歴史地名大系 「一草庵」の解説 一草庵いつそうあん 愛媛県:松山市北西海岸地域(旧和気郡地区)山越村御幸寺一草庵御幸寺本堂の西方に、漂泊の俳人種田山頭火(一八八二―一九四〇)が晩年住居した一草庵がある。本名正一、山口県に生れ、荻原井泉水に師事し、自由律の句を発表した山頭火は、一鉢一笠の行脚の末、昭和一四年(一九三九)松山に来て一草庵に居住し、翌年ここで生涯を終わった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by