丁稚羊かん(読み)でっちようかん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「丁稚羊かん」の意味・わかりやすい解説

丁稚羊かん
でっちようかん

蒸し羊かん一種。主として関西方面で丁稚羊かんの名でつくられている。小麦粉小豆漉し餡(こしあん)を混ぜ、甘味には黒糖を用い、塩を加えて練り、枠に詰めたり、竹皮包みにして蒸し上げる。本来は家庭でこしらえた菓子だが、製法からみれば羊かんの古典的な要素を今日に伝える菓子である。京都市や兵庫県明石(あかし)市の丁稚羊かんは有名だが、丁稚と命名されたわけは、お店(たな)奉公の小僧さんでも買えて、しかもおなかにたまる条件を備えていたからという。

[沢 史生

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

政府首脳が外国を訪問した際の会談内容や合意事項を記した外交文書。法的拘束力は持たないが,その内容は両国を事実上拘束する。類似のものに共同発表 joint statementがあるが,これはより記録的な...

共同声明の用語解説を読む