七栗郷(読み)ななくりごう

日本歴史地名大系 「七栗郷」の解説

七栗郷
ななくりごう

「三国地志」壱志郡村里の項に、しよう(庄)もりなか一色いつしき大鳥おおどりの五ヵ村をあげたあとへ「按、荘田以下五邑ヲ今七栗郷ト呼ブ、神鳳抄ニ七栗御園アリ。或説、榊原モ上世七栗郷内也ト云」と記している。また文禄検地帳を転記したと思われる伊勢国中御検地高帳の「壱志郡」のなかに「三千百九拾弐石七斗三升 七栗之郷」と記しているが、この石高は右五ヵ村の石高を集計したものである。この記載形式は、この地域のなんらかの中世的支配形態の残存を思わせるが、しかし文禄検地帳外題の村名は「七栗郷之内中村」「七栗中村之内大鳥村」(久居市中央公民館保管)、「一志郡七栗之内庄田郷」「一志郡七栗之内一色村(徳川林政史蔵)となっていて、「七栗郷」は単なる地域の名称に転化し、すでに近世村落の成立が考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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