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万人の万人に対する戦い ばんにんのばんにんにたいするたたかいbellum omnium contra omnes

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

万人の万人に対する戦い
ばんにんのばんにんにたいするたたかい
bellum omnium contra omnes

T.ホッブズの言葉。彼は自然状態において自然権を行使することにより,「人は人に対して狼となる」ので,自然状態は「万人の万人に対する戦い」の場にほかならないと考えた。これを克服するために,社会契約によって各人が同時に自然権を放棄し,国家を形成し,この保護のもとに平和と安全を達成するしかないとの社会契約説が展開される。

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デジタル大辞泉の解説

万人(ばんにん)の万人に対する戦い

イギリスの哲学者トマス=ホッブスの言葉。自然状態では人間は利己的で、自分の利益のため互いに闘争するということ。

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大辞林 第三版の解説

ばんにんのばんにんにたいするたたかい【万人の万人に対する戦い】

イギリスの哲学者ホッブズがその著「リバイアサン」の中で用いた言葉。自然状態において人間は利己的で自分以外のすべての人を敵として争う、という意。万人、万人を敵とす。

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