三宅邦子(読み)ミヤケ クニコ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「三宅邦子」の解説

三宅 邦子
ミヤケ クニコ


職業
女優

本名
三浦 やす

生年月日
大正5年 9月17日

出生地
埼玉県 南埼玉郡岩槻町(さいたま市)

学歴
久喜高女卒

経歴
昭和9年松竹蒲田撮影所へ入社。「夢のさゝやき」でデビュー。松竹スターとして高峰三枝子、桑野道子らと共に活躍、出演本数は220本を越え、代表作に「ママの縁談」「兄とその妹」「戸田家の兄弟」など。晩年は、テレビで上品な母親役を演じた。ヴィム・ベンダース監督の「夢の果てまでも」にも笠智衆とともに出演した。また大塚製薬の“サラリン錠”のCFでもおなじみ。

受賞
勲四等瑞宝章〔平成3年〕

没年月日
平成4年 11月4日 (1992年)

伝記
映画狂人のあの人に会いたい 蓮実 重彦 著(発行元 河出書房新社 ’02発行)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「三宅邦子」の解説

三宅 邦子
ミヤケ クニコ

昭和期の女優



生年
大正5(1916)年9月17日

没年
平成4(1992)年11月4日

出生地
埼玉県南埼玉郡岩槻町

本名
三浦 やす

学歴〔年〕
久喜高女卒

主な受賞名〔年〕
勲四等瑞宝章〔平成3年〕

経歴
昭和9年松竹蒲田撮影所へ入社。「夢のさゝやき」でデビュー。松竹スターとして高峰三枝子、桑野道子らと共に活躍、出演本数は220本を越え、代表作に「ママの縁談」「兄とその妹」「戸田家の兄弟」など。晩年は、テレビで上品な母親役を演じた。ヴィム・ベンダース監督の「夢の果てまでも」にも笠智衆とともに出演した。また大塚製薬の“サラリン錠”のCFでもおなじみ。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三宅邦子」の解説

三宅邦子 みやけ-くにこ

1916-1992 昭和時代映画女優
大正5年9月17日生まれ。昭和9年松竹蒲田にはいり,「夢のさゝやき」でデビュー。気品と堅実な演技で知られ,おおくの小津安二郎監督作品に出演した。テレビドラマでも活躍。出演作に「兄とその妹」「東京物語」など。平成4年11月4日死去。76歳。埼玉県出身。久喜高女卒。本名は三浦やす。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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