三尺の童子(読み)サンジャクノドウジ

デジタル大辞泉 「三尺の童子」の意味・読み・例文・類語

さんじゃく‐の‐どうじ【三尺の童子】

背の高さが3尺ほどの、いとけない子供。無知な者にたとえる。三尺わらわ
日本天子疎略にすると、慮外ながら―も黙って居ぬ気になるといふは」〈風流志道軒伝・五〉

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精選版 日本国語大辞典 「三尺の童子」の意味・読み・例文・類語

さんじゃく【三尺】 の=童子(どうじ)[=童(わらわ)

  1. 身長が三尺ぐらいの子ども幼童。転じて、無知な者のたとえ。さんせき童子
    1. [初出の実例]「嘗聞与舐痔、三尺童子恥」(出典:旱霖集(1422)雑詠十首)
    2. [その他の文献]〔胡銓‐上高宗封事〕

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