三尾寺(読み)みおじ

日本歴史地名大系 「三尾寺」の解説

三尾寺
みおじ

[現在地名]新見市豊永赤馬

三尾にある。山号如意山、本尊千手観音、高野山真言宗。縁起によれば神亀四年(七二七)行基の開創、大同二年(八〇七)弘法大師の中興といい、このとき山門の鎮守として日坂鐘乳穴(ひめさかかなちあな)神社を創祀したと伝える。明治初年の神仏分離まで同社の別当寺であった。中興以後真言密教の道場として栄え、本坊(蓮浄院)のほか一二坊を数えたが、応仁の乱で焼失したという。その後、永禄二年(一五五九)呰部(あざえ)庄丸山(まるやま)城(現上房郡北房町)城主庄勝資が本堂を再建、慶長九年(一六〇四)には備中国奉行小堀政一から寺領一〇石の寄進を受けたという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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