三島田神社(読み)みしまだじんじや

日本歴史地名大系 「三島田神社」の解説

三島田神社
みしまだじんじや

[現在地名]久美浜町字金谷 今ゴ田

金谷かなや北部川上谷かわかみだに川沿いの平地、小字いまに鎮座する。「延喜式」神名帳の熊野郡「三嶋田ミシマタノ神社」に比定される。祭神は大山祇命で垂仁天皇の代に川上摩須の勧請になると伝える(丹後旧事記)。旧村社。

天正一六年(一五八八)の奥書のある「天竜山大雲寺記録」には「三嶋明神」、寛永三年(一六二六)記銘の鳥居には「三嶋大明神」、宝永三年(一七〇六)建立の鳥居には「三嶋大明神」とあるが、その後享和三年(一八〇三)の金谷村文書や文政一二年(一八二九)再建の棟札には「三嶋田大明神」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android