海士(読み)カイシ

大辞林 第三版の解説

あま【海士】

島根県隠岐郡の町。隠岐諸島のうち、中島と周辺の小島を含む。後鳥羽上皇の配流地。

かいし【海士】

海上自衛隊の自衛官の階級名。海曹の下で、海士長・一・二・三等に分かれる。

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精選版 日本国語大辞典の解説

おとこ‐あま をとこ‥【海士】

〘名〙 主として潜水して海藻や貝類を採取する漁民海人(あま)は本来、男女を区別しない語であるが、海女に限って「あま」と呼ぶことが一般的なため、特に海女に対して男の「あま」をいう。

かい‐し【海士】

〘名〙 海上自衛隊における自衛官の階級の一つ。海曹の下位。海士長、一、二、三等の階級に分かれる。
※自衛隊法(1954)三二条「海上自衛隊の自衛官の階級は〈略〉海士長、一等海士、二等海士及び三等海士とする」

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世界大百科事典内の海士の言及

【海人】より

…古文献に海人,海部,蜑,白水郎などと記す。海を主なる生業の舞台とし,河川,湖沼で素潜(すもぐ)りする漁民をはじめ,釣漁,網漁,塩焼き,水上輸送・航海にたずさわる人々を,今日いう男あま(海士),女あま(海女)の区別なく〈あま〉と総称する。
[系統と分布]
 日本民族の形成過程のなかで,かなり明瞭にあとづけられるのは南方系であり,インド・チャイニーズ系とインドネシア系に大別されよう。…

【潜水漁業】より

…海中に潜って操業する漁業の意で,日本にはアマあるいはカヅキとよばれる伝統的な漁民がいる。アマには,男である海士と女である海女がいるが,かつては男女とも腰巻やふんどしなど,わずかな布を身につけただけの裸同様の姿で海に潜り,テングサ,ワカメ,コンブなどの海藻や,アワビ,サザエ,ウニなどの貝類などを,イソガネやカマなどの爬具を用いて採った。男アマである海士は,このほか,〈もり〉や〈やす〉などを使った魚の潜り突きを行うことも多かった。…

※「海士」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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