三斑鶉(読み)ミフウズラ

デジタル大辞泉 「三斑鶉」の意味・読み・例文・類語

みふ‐うずら〔‐うづら〕【三×鶉/三府×鶉】

チドリ目ミフウズラ科の鳥。全長約14センチで、ウズラに似る。足指は3本しかなく、雄が営巣抱卵育雛いくすうを行い、羽色は地味な褐色。雌のほうが羽色がはっきりしている。熱帯アジアに分布日本では南西諸島生息

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「三斑鶉」の意味・読み・例文・類語

みふ‐うずら‥うづら【三斑鶉】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ツル目ミフウズラ科の鳥の総称外形はウズラに似るが、嗉嚢(そのう)を欠き、足ゆびが前三趾だけで後趾を欠く。一妻多夫で、雄が抱卵・育雛する。旧世界に一四種産する。
  3. ミフウズラ科の鳥。全長一四センチメートル。黄褐色で、雌の喉(のど)は黒い。インドから中国東南部を通り沖縄、薩南諸島にかけて分布する。地上を歩行しあまり飛ばない。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「三斑鶉」の解説

三斑鶉 (ミフウズラ)

学名Turnix suscitator
動物。ミフウズラ科の鳥

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android