三沢氏屋敷跡(読み)みさわしやしきあと

日本歴史地名大系 「三沢氏屋敷跡」の解説

三沢氏屋敷跡
みさわしやしきあと

[現在地名]前沢町 下小路

天和元年(一六八一)伊達氏一門三沢宗直が当地に所を拝領、同二年来住して以後代々が襲封した。三沢氏は出雲国三沢みざわ(現島根県仁多郡仁多町)の人で、万治二年(一六五九)伊達家に出仕、延宝四年(一六七六)桃生ものう小野おの本郷(宮城県桃生郡鳴瀬町)の給主となり、その後当地に転じ三千石を賜ったという(伊達世臣家譜)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android