日本歴史地名大系 「三泊村」の解説 三泊村さんどまりむら 北海道:留萌支庁留萌市三泊村[現在地名]留萌市三泊村・三泊町・塩見町(しおみちよう)、小平(おびら)町字小平町など明治初年(同二年八月から同六年の間)から明治四〇年(一九〇七)まで存続した村。明治六年に三泊村とみえ、戸口は一五戸(平民九・アイヌ六)、人口八三人(平民五四・アイヌ二九)、寄留は二五戸(平民)、男六七人・女三八人(天塩国地誌提要)。同一二年の「共武政表」に戸数三八・人口一五六、学校一、船舶一九七、物産は鰊・鮭・鮑・煎海鼠・木材とある。同一五年の戸口は五八戸・三三三人で、そのほとんどが漁家(留萌市史)。同一七年三泊尋常小学校設立。同二〇年礼受(れうけ)村・三泊村・留萌村を併せて留萌漁業組合を設立。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報