三田八幡宮(読み)みたはちまんぐう

日本歴史地名大系 「三田八幡宮」の解説

三田八幡宮
みたはちまんぐう

[現在地名]萩市三見 石丸

もと三見さんみ八幡宮と称された。三見村の北石丸いしまるに鎮座。祭神は応神天皇・神功皇后・姫三神。旧郷社。

社伝によれば、年月不詳ながら宇佐うさ八幡宮(現大分県宇佐市)勧請したとするが、「注進案」は山城から勧請と記す。文和元年(一三五二)大井おおい八幡宮の宮座文書「御祭礼諸郷鼓頭出仕座配本帳事」によれば、大井八幡宮の祭礼に三見八幡宮の鼓頭が出仕していることから、南北朝中期にはあったことがわかる。慶長一〇年(一六〇五)九月二八日付の阿武郡三見郷八幡社領坪付(「閥閲録」所収)によれば、「宮ノ前」「門前ノえキ」「はたけ田」「山さキ」「守やスミそ挟」「中山」の地に社領五石余があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む