三田村泰助(読み)ミタムラ タイスケ

20世紀日本人名事典 「三田村泰助」の解説

三田村 泰助
ミタムラ タイスケ

昭和期の東洋史学者 立命館大学名誉教授。



生年
明治42(1909)年10月9日

没年
平成1(1989)年9月23日

出身地
福井県

学歴〔年〕
京都帝国大学東洋史学科〔昭和8年〕卒,京都帝国大学大学院東洋史専攻〔昭和13年〕修了

経歴
皇学館大学助教授を経て、昭和24年から55年まで立命館大学教授。内藤湖南羽田亨師事し、「明実録」から「明代満蒙資料明実録抄」を抄録する作業や、「満和辞典」の編纂を助けた。著書に「宦官」「清朝前史の研究」「内藤湖南」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三田村泰助」の解説

三田村泰助 みたむら-たいすけ

1909-1989 昭和時代の東洋史学者。
明治42年10月9日生まれ。立命館大教授。内藤湖南,羽田亨(はねだ-とおる)に師事。満州族の建国期を研究し「満文老档(ろうとう)」の訳注などにあたった。平成元年9月23日死去。79歳。福井県出身。京都帝大卒。著作に「宦官(かんがん)」「清朝前史の研究」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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