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満州族 まんしゅうぞく Manchu

翻訳|Manchu

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

満州族
まんしゅうぞく
Manchu

満族ともいう。中国東北地方のいわゆる満州といわれた地域に居住するツングース系の言語を話す諸民族をいう。人口約 1000万 (1990) 。 17世紀に中国を征服し,250年以上中国大陸を支配した清朝の女真の後裔。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

満州族

中国東北地方の先住民族の一つで、かつては女真人とも呼ばれた。清朝をたて、17世紀から3世紀にわたり中国大陸を支配。映画「ラストエンペラー」で知られる最後の皇帝、溥儀は日本による満州国建国に協力した。遼寧省に人口の約半数が集中し、戯曲「茶館」などの作品で知られる作家の老舎も同民族の出身。

(2013-09-06 朝日新聞 朝刊 2外報)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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デジタル大辞泉の解説

まんしゅう‐ぞく〔マンシウ‐〕【満州族】

中国東北地方の主要住民。ツングース系の民族で、かつて渤海(ぼっかい)を建てた靺鞨(まっかつ)を建てた女真を建てた女真族の後裔(こうえい)。17世紀、女真を統一した太祖ヌルハチが自らの民族名を改めたことによる名称。満族。

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百科事典マイペディアの解説

満州族【まんしゅうぞく】

中国の東北地区に居住する,ツングース語系諸族の一つ。中国史上の粛慎,【ゆう】婁(ゆうろう),勿吉(もっきつ),靺鞨(まっかつ),高句麗女真などは同系もしくは前身とされる。
→関連項目アルタイ語系諸族内モンゴル自治区朝鮮人辮髪

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世界大百科事典 第2版の解説

まんしゅうぞく【満州族 Mǎn zhōu zú】

中国,清朝を建てたツングース系の民族。中国では満族という。1978年の時点で遼寧省内に142万人,吉林・黒竜江省および全国各地に123万人が居住し,80%以上が農業に従事していた。1980年代に入って中国の民族政策が柔軟化し,非漢族が優遇されるようになると,〈満族〉と名乗り出る者が増え,1990年センサスでは985万人に及んだ。かつては固有の言語と文字を用いていたが(満州語),現在はほとんど使われず中国語が用いられている。

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大辞林 第三版の解説

まんしゅうぞく【満州族】

中国東北地方に分布するツングース族南方系民族。一七世紀、中国を征服、後金こうきん国を建て清朝をひらいた女真族が、みずからの族名として用いるようになった名称。

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世界大百科事典内の満州族の言及

【吉林[省]】より

…つまり人為的原因による砂漠化が進行しているわけで,風砂の害から住宅や耕地を守るため大防護林帯が本省西部に作られている。 本省東部は,かつては満州族およびその前身にあたる諸部族の活動の舞台であった。約3000年前の周代に長白山地北部一帯で活動していた粛慎(しゆくしん),漢代の挹婁(ゆうろう)などは,満州族の最も早い前身とされ,森林地帯内部で狩猟を営んでいたが,これが本省の住民の最も古いものである。…

【清】より

…中国の東北(満州)地方から興った満州族(漢人,漢族に対して満人,満族とよばれる)の王朝。1616‐1912年。…

【ツングース語系諸族】より

…以上の諸民族は言語のほかにもシラカバ樹皮でつくる円錐形天幕(チュム),舟,揺籃や前開き外套,胸当て・腰当ての組合せによる衣服,共通の氏族の名称,シャマニズムなど,共通の文化要素を長く保持してきたことが知られる。ソロン族はエベンキ族の一派であるが,言語・文化の上で隣接する満州族やモンゴル族の影響を受け,馬を飼い牧畜を営み,今日では内モンゴル(蒙古)自治区に居住する。満州族は古く中国東北部に定住し農耕に従っていたが,17世紀以降,著しく漢民族と同化した。…

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