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羽田亨 はねだ とおる

美術人名辞典の解説

羽田亨

清翠。明治15年(1882)京都生。東洋史学者。京大教授、総長文化勲章。昭和30年(1955)歿、73才。

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デジタル大辞泉の解説

はねだ‐とおる〔‐とほる〕【羽田亨】

[1882~1955]東洋史学者。京都の生まれ。京大教授・総長を歴任。西域中央アジア史を専攻。文化勲章受章。著「西域文明史概論」「西域文化史」など。

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百科事典マイペディアの解説

羽田亨【はねだとおる】

東洋史学者。京都の人。東大東洋史学科で白鳥庫吉(くらきち)の門に学ぶ。1924年京大教授。のち京大総長,東方文化研究所長を歴任。中央アジア,西域文明研究に新分野を開拓し,1953年文化勲章。
→関連項目宮崎市定

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

羽田亨 はねだ-とおる

1882-1955 大正-昭和時代の東洋史学者。
明治15年5月15日生まれ。白鳥庫吉(くらきち)に師事。大正13年京都帝大教授,のち総長。戦後,貴族院議員,東方文化研究所(現京大人文科学研究所)所長などをつとめる。西域文明史研究に現地語資料を活用した。昭和28年文化勲章。昭和30年4月13日死去。72歳。京都出身。東京帝大卒。旧姓は吉村。著作に「西域文明史概論」「西域文化史」など。

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世界大百科事典 第2版の解説

はねだとおる【羽田亨】

1882‐1955(明治15‐昭和30)
東洋学者。京都府峰山町出身。生家吉村氏より羽田家に入る。第三高等学校より東京帝国大学文科大学史学科に進み,白鳥庫吉の門に学ぶ。京都帝国大学大学院を経て,1909年同学講師,以後同学で研究教育に従事。同学の文学部長,付属図書館長,総長を歴任,また東方文化研究所長となる。22年文学博士。従来ほとんど漢文資料に依拠していた内陸アジア史研究に新しい展望をひらいた。すなわち,卓越した言語学的知見を駆使して,今世紀初頭以来あいついだ中央アジア探検の成果である現地語資料を文献学的に活用するという,のちにこの学の主流となる方法論を確立した。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

羽田亨
はねだとおる

[生]1882.5.15. 京都
[没]1955.4.13. 京都
東洋学者。 1907年東京大学史学科卒業。同年京都大学大学院に入学し,24年同学教授となる。ウラル=アルタイ系やイラン系の言語に詳しく,中央アジア史北アジア史に関する多くの研究を行い,その著に『西域文明史概論』 (1931) ,『西域文化史』 (48) などがある。その他は『羽田博士史学論文集』 (2巻,57,58) に収められている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

羽田亨
はねだとおる
(1882―1955)

東洋史家、言語学者。京都府出身。もと吉村姓、16歳のとき羽田家に入籍。東京大学東洋史学科に入り、白鳥庫吉(しらとりくらきち)に師事して東洋史を学び、1907年(明治40)卒業。京都大学大学院に入り、講師・助教授となり、フランスに留学し、ペリオ博士とともにその将来した敦煌(とんこう)文書を調査し、帰国後、教授、学士院会員、京都大学総長に選ばれた。退官後も東方文化研究所所長、あるいは東方学会会長として東洋学の振興に努めた。初め「蒙古(もうこ)史」を専攻し、唐代の回鶻(かいこつ)(ウイグル)研究によって学位を得たが、さらに西域(せいいき)、中央アジアに範囲を広げた。塞外(さいがい)の研究には現地民族の言語の習得より始めるべしとの方法論を唱え、これによって従来の水準を超えた西域史の体系を樹立した。著書に『西域文明史概論』『西域文化史』『羽田博士史学論文集』がある。[宮崎市定]
『『羽田博士史学論文集』全二巻(1975・同朋社出版)』

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