三谷林叟(読み)みたに りんそう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三谷林叟」の解説

三谷林叟 みたに-りんそう

1754-1848 江戸時代中期-後期陶工
宝暦4年生まれ。讃岐(さぬき)(香川県)の人。平賀源内の甥(おい)の堺屋源吾に陶法をまなぶ。志度浦,のち屋島に窯をひらき,交趾(コーチ)風の軟陶をつくった。これを屋島焼,林叟焼という。高松藩焼物師となり,子孫も業をついだ。嘉永(かえい)元年8月28日死去。95歳。通称は林造。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android