ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「三輪鉱山」の意味・わかりやすい解説 三輪鉱山みのわこうざん 埼玉県秩父市上影森,武甲山の一角にある太平洋セメントの石灰石鉱山。 1923年秩父セメント設立と同時に開発された。付近一帯は秩父古生層に属し,石灰石は灰白色の緻密非晶質で品位 (酸化カルシウム) 55%である。当初はグローリー=ホール法で採掘していたが,1972年から全面的に階段採掘法を採用した。三輪採掘所と生川採掘所からなる。用途は全量セメント用である。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by